第31回視覚障害者の生活を考える会のご案内

テーマ
視覚障害者の読書環境を考える
読書バリアフリー法への期待と提言

名古屋市視覚障害者協会
視覚障害者の読書手段は、紙に打たれた点字図書にアナログ録音図書や拡大読書器が加わり、さらにデイジー録音図書やICT機器を使う読書へと広がっています。一方、現実には視覚障害者が一般の図書を読む妨げとなる読書のバリアが存在しています。
令和元年6月28日、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(通称、読書バリアフリー法)が施行されました。当会は読書バリアフリー法を追い風として、視覚に障害のある方の読書環境を獲得するために活動してまいります。
前半は4名の講師にそれぞれの立場からお話しをいただきます。後半は参加者も加わって、さらに議論を深めていただきます。
会場では視覚障害者のための各種読書製品などの展示販売も行います。寒い時期ですが、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日  時 令和5年2月11日(土祝) 13:30~15:30
受付は12時50分、講演は13時30分から
参加方法 会場への来館またはZoomオンライン
定  員 来場 25名  Zoom 25名

◆申込詳細 必ず予約が必要です
受付開始 1月11日(水曜日) 午前10時から
会場参加:電話080-2639-2864まで
Zoom参加:電子メール meishikyoo@zp.chu.jp
ご注意 必ず受付完了の返信メールをお確かめください。
前日にZoom接続情報をメールでご案内いたします。

◆会員向け録音サービス
当会の会員の方に講演の録音をお送りします。ご希望の方は事務局までお申込みください。

スケジュール
12:50 開場・受付
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~14:55 講演
14:55~15:25 質疑応答
15:25~15:30 閉会挨拶

講演:
1 読書バリアフリーに関する名古屋市の取り組み
  名古屋市健康福祉局障害企画課
2 これまでの取り組みと今後の展望
  日本視覚障害者団体連合組織部
3 公共図書館サービスが果たすべき役割
  名古屋市立鶴舞中央図書館奉仕課
4 視覚障害者情報提供施設が期待する読書バリアフリー
  名古屋ライトハウス 情報文化センター図書館事業部

展示販売:
音声拡大読書器、録音図書デイジープレイヤーなどを展示販売します。
出展業者 ハートフル、名古屋ライトハウス 情報文化センター

◆参考資料
視覚障害者等の読書環境の整備(読書バリアフリー)について
(文部科学省ホームページより引用)
 読書は、教養や娯楽を得る手段のみならず、教育や就労を支える重要な活動であり、障害の有無にかかわらず全ての国民が読書することのできる環境を整備していくことが必要です。しかし、現実には、視覚障害者等が利用可能な書籍等はいまだ少なく、図書館におけるサポートも十分ではありません。こうした背景を踏まえ、第198回国会において「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)が成立し、令和元年6月28日に施行されました。本法律に基づき、障害の有無に関わらず、全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に向けて、視覚障害者等の読書環境の整備を総合的かつ計画的に推進しています。

◆参考ページ
視覚障害者等の読書環境の整備(読書バリアフリー)について:文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/1421441.htm

以上

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